KADOKAWAが前3月期業績を発表、純利益は50%超拡大

 24日引け後、KADOKAWA <9477> が未定としていた前3月期の業績予想を発表。また、配当予想を修正した。  前期の売上高は1511億4800万円(前々期比6.5%減)と減収予想、営業利益は61億6900万円(同22.4%減)と前々期実績を18億円弱下回る。純利益については、75億9200万円(同50.6%増)と急拡大する。  シネコン運営会社や香港子会社が連結対象から外れたことで、売上高や営業利益が減少。一方、香港子会社の売却で特別利益を計上したため、純利益は大幅増額となっている。  前期の期末一括配当予想については、昨年10月にワンカンパニー制となったことや、前期の純利益が上場来最高を見通していることなどから、従来予想の普通配当35円に加え25円の記念配当を実施。年間60円となり、前期の45円(記念配10円を含む)から15円の増配となる。  KADOKAWAの24日終値は、15円安の3230円。(編集担当:片岡利文)
24日引け後、KADOKAWAが未定としていた前3月期の業績予想を発表。また、配当予想を修正した。
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2014-04-24 15:30