今期こそ最高益更新とマーケットが期待する銘柄は=金山敏之

 本日の日本経済新聞の朝刊では、ヤマトホールディングス <9064> の2015年3月期の本業のもうけを示す連結営業利益が前期推定より1割強増え約700億円になる見通しで、2006年3月期以来、9年ぶりに過去最高となると報じています。法人顧客を対象とする値上げ効果で採算が上向くうえ、消費増税前の駆け込み購入の反動減も早めにおさまり、インターネット通信販売などの需要拡大が業績をけん引すると伝えています。  企業業績が回復基調を強めるなかヤマトホールディングスのように、今期こそ最高益更新と期待されている銘柄がほかにもみられます。そこで今回は、前期(2014年3月期)の会社予想、コンセンサス予想とも最高益に届かないものの、今期のコンセンサス予想が最高益更新予想となっている3月期決算銘柄をピックアップしてみました。そのなかには東芝 <6502> のように1990年3期以来の25年ぶりの最高益更新が期待されている銘柄もみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は、前期(2014年3月期)の会社予想、コンセンサス予想とも最高益に届かないものの、今期のコンセンサス予想が最高益更新予想となっている3月期決算銘柄をピックアップしてみました。
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2014-04-24 17:15