太陽光電池関連メーカーの通威股フェン、多結晶シリコンの生産販売増で大幅な増収増益

上海証券取引所メインボードに上場している、飼料および多結晶シリコンメーカーの通威股フェン(600438/上海)が13日に2021年12月期間の業績速報を発表し、純利益が前期比で約127%増加したことを明らかにした。
業績速報によれば、2021年12月期の売上高は666億200万元で前期比50.68%増、純利益は82億300万元で同127.35%増となった。
大幅な増収増益を実現した要因として同社は、サプライチェーン下流の需要が旺盛で高純度シリコン製品の供給が需要に追いつかず、市場価格が前年より大幅に上昇する中、生産能力のフル稼働を持続して年間で前年比24%増の10億7700万トンの高純度シリコン製品の生産を実現し、売上、利益が大きく伸びたと説明した。また、太陽光電池や飼料などの分野の経営も安定し、高い競争力を保ったとしている。
同社は1992年設立の民営企業で2000年に株式会社化、04年3月に上海メインボードに上場した。魚の養殖技術開発から始まり、水産飼料、家畜、家禽飼料などの研究開発、生産、販売を手掛ける。13年に合肥賽維を買収して太陽光電池関連事業に進出、多結晶シリコン、クロール・アルカリ製品の生産や、太陽光発電プロジェクト建設、結晶シリコン太陽電池セルの生産も行なっている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
上海証券取引所メインボードに上場している、飼料および多結晶シリコンメーカーの通威股フェン(600438/上海)が13日に2021年12月期間の業績速報を発表し、純利益が前期比で約127%増加したことを明らかにした。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-02-13 23:45