太陽光パネル向けシリコン製品製造の無錫上機数控、21年12月期は200%を超える増収増益

上海証券取引所メインボードに上場している、デジタル制御工作機械および単結晶シリコン製品メーカーの無錫上機数控(603185/上海)は15日に2021年12月期の業績速報を発表し、前期比で200%を超える増収増益になったことを明らかにした。
同社は2002年設立の民営企業で、18年12月に上海メインボードに上場した。創業当初は専らハイエンド向け工作機械の製造販売を行なっていたが、04年に太陽光パネル製造用設備業界に参入し、単結晶シリコンを中心とする太陽光パネル材料加工設備のリーディングカンパニーに成長した。19年には加工設備技術を活かして太陽光パネル用単結晶シリコンの製造、販売にも乗り出した。
速報によれば、21年12月期の売上高は109億644万元で前期比262.22%増、純利益は16億3654万元で同208.01%増となった。
大幅な増収増益となった要因について同社は、単結晶シリコンの生産能力増強、高い生産能力稼働率の維持により販売規模が拡大し、会社全体の売上増、利益増に繋がったと説明している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
上海証券取引所メインボードに上場している、デジタル制御工作機械および単結晶シリコン製品メーカーの無錫上機数控(603185/上海)は15日に2021年12月期の業績速報を発表し、前期比で200%を超える増収増益になったことを明らかにした。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-02-15 23:00