【香港IPO】地方都市・農村向けECの匯通達網絡の初値は公開価格を1%上回る

地方都市・農村向けECの匯通達網絡(09878/香港)が2月18日、香港メインボードに新規上場した。公開価格43.00香港ドルに対し、初値は1.28%上回る43.55香港ドルだった。その後、45香港ドルの高値があり、しっかり。
同社は、中国の大手Eコマース会社アリババの傘下企業の1社で、中国の地方都市や農村部などの下位市場(lower-tier market)を対象としたEコマースのサービスプラットフォーマー。下位市場を対象とした小売プラットフォーマーの中では、トップにランクされる。
2020年12月期の売上高は、496億2914万人民元(前期比13.74%増)、当期損失2億7999万人民元(前期損失は3億482万人民元)。2021年9月期の9カ月間の売上高は464億9588人民元(前年同期比35.09%増)、当期損失は1億5789万人民元(前年同期損失は3億615万人民元)。
公募による資金調達見込みの約21億香港ドルについては、約30%を既存顧客との関係及び顧客基盤のさらなる拡大のために、約25%はサプライチェーンの最適化のために、約20%をプラットフォームのITインフラの強化に充てる計画。(イメージ写真提供:123RF)
地方都市・農村向けECの匯通達網絡(09878/香港)が2月18日、香港メインボードに新規上場した。公開価格43.00香港ドルに対し、初値は1.28%上回る43.55香港ドルだった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-02-18 14:30