KADOKAWAが反発、子会社売却で前期純利益は大幅増益に
KADOKAWA <9477> が反発。寄り付き直後に50円高の3280円まで上昇したが、その後は上げ幅を縮小している。
同社は24日引け後、未定としていた前3月期の業績予想を発表。また、配当予想を修正した。
前期の売上高は1511億4800万円(前々期比6.5%減)と減収予想、営業利益は61億6900万円(同22.4%減)と前々期実績を18億円弱下回る。純利益については、75億9200万円(同50.6%増)に急拡大した。
同社は今期にシネコン事業などを展開する香港子会社を売却、連結対象から外れたことで、売上高や営業利益が減少。一方、売却で特別利益を計上したため、純利益は大幅増益となっている。
前期の期末一括配当予想については、昨年10月にワンカンパニー制となったことや、前期の純利益が上場来最高を見通していることなどから、従来予想の普通配当35円に加え25円の記念配当を実施。年間60円となり、前期の45円(記念配10円を含む)から15円の増配となる。(編集担当:片岡利文)
KADOKAWAが反発。寄り付き直後に50円高の3280円まで上昇したが、その後は上げ幅を縮小している。
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2014-04-25 09:00