【上海IPO】液体化学品・石油製品水上輸送の興通海運、公募開始を22日から3月15日に延期

 上海証券取引所メインボードへの上場を目指し、22日に新規公開(IPO)に向けた公募を開始する予定だった液体化学品・石油製品水上輸送の興通海運股フェン(603209/上海)は21日、公募開始日を延期することを発表した。  同社が21日に発表した公示によれば、これまで22日としていた公募開始日を3月15日に延期する。これに伴い公募結果の公告が同21日となり、その後速やかに新規上場する見込みだ。公募価格は21.52元、5000万株を発行する予定で、10億7600万元の調達を目指す。   同社は1997年設立の民営企業。中国国内沿海地域のバラ積み液体化学品、石油製品の水上輸送を主業務とする。2021年12月31日現在でバラ積み液体化学品輸送船、石油製品輸送船15隻を所有し、総輸送力は18万7300載貨重量トン数。21年6月30日現在で、中国国内のバラ積み液体化学品輸送セグメントにおける輸送力シェアが10.19%に達しており、同セグメントのリーディングカンパニーとなっている。  2021年12月期の売上高は5億6686万元(前期比46.70%増)、純利益は1億9908万元(同約61.21%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
上海証券取引所メインボードへの上場を目指し、22日に新規公開(IPO)に向けた公募を開始する予定だった液体化学品・石油製品水上輸送の興通海運股フェン(603209/上海)は21日、公募開始日を延期することを発表した。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-02-21 09:30