【深センIPO】建機向けスマート電気制御システムの上海宏英智能科技、初値は公開価格を19.99%上回る

上海宏英智能科技(001266/深セン)が2月28日、深セン証券取引所メインボードに新規上場した。公開価格38.61元に対し、初値は19.99%高い46.33元だった。取引開始後さらに価格が上昇し、終値は値幅制限いっぱいの同44.00%高となる55.60元となった。
同社は2005年設立の民営企業。クレーン車、クローラークレーン、タワークレーン、油圧ショベル、ホイールローダー、ロータリードリルリグ、道路機械、コンクリート機械、高所作業機械などの建機、鉱山、港湾、農業、石油関連の移動機械、消防車両、鉱山用車両、ゴミ収集車などの専用車両向けのスマート電気制御システム製品やソリューションプランを提供する。三一集団、中聯重科などの中国国内大手建機・専用車両メーカーと提携関係を持つ。
2021年12月期の売上高は5億248万元(前期比25.61%増)、純利益は1億3025万元(同13.26%増)。
新規上場に伴い調達予定の6億531万元(約111億円)は、約54%の3億2901万元をスマート化電気制御システムおよび製品の生産拡大プロジェクトに、約6%の3350万元を販売ネットワーク構築プロジェクトに、約40%の2億4279万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
上海宏英智能科技(001266/深セン)が2月28日、深セン証券取引所メインボードに新規上場した。公開価格38.61元に対し、初値は19.99%高い46.33元だった。取引開始後さらに価格が上昇し、終値は値幅制限いっぱいの同44.00%高となる55.60元となった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-02-28 16:15