テルモは2000円割れ、米国子会社で追加改善費用が発生
テルモ <4543> は続落し、朝方には127円安(6.07%安)の1965円を付けた。2000円割れは13年4月4日以来。
24日引け後、米国子会社であるテルモカーディオバスキュラーシステムズ社のアナーバー工場に対する米国食品医薬品局(FDA)の査察結果を発表。品質システム改善についての11年3月の和解に基づき、本年2月に査察を受けたが、3月末を想定していた同工場製品の部分的な販売制限の解除はならず、本年度内に再検査を受ける予定とした。追加の改善作業を進めるため、約30億円の改善費用が発生する見通し。
なお、米系証券では、同工場で生産される心臓外科用の人工心肺装置やセンサー装置の事業全体の売上に占める比率は限定的としたが、追加費用の発生はネガティブとの見方を示している。(編集担当:宮川子平)
テルモは続落し、朝方には127円安(6.07%安)の1965円を付けた。2000円割れは13年4月4日以来。
japan,company
2014-04-25 11:00