【深センIPO】周波数変換器メーカーの新華都特種電気、初値は公開価格を45.67%上回る

新華都特種電気(301120/深セン)が4月19日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格13.73元に対し、初値は45.67%高い20.00元だった。その後、23.80元の高値があり、終値は公開価格を45.81%上回る20.02元だった。
同社は1985年に集団所有制企業の北京市華郷変圧器廠として設立され、2001年に有限会社化、10年に株式会社化した。周波数変換器メーカーで、各種特種変圧器、リアクトルの研究開発、生産、販売および付帯製品の販売を主業務としている。中国製周波数変換器のパイオニアであり、中国初の周波数変換器の開発、生産に成功した。高いニーズ対応力、確かな品質管理体制により、シュナイダーエレクトリック、ABB、シーメンス、富士電機、日立、ロックウェル・オートメーションなど国内外の大手企業を顧客に持つ。
2021年12月期の売上高は4億799万元(前期比19.75%増)、純利益は8429万元(同1・57%増)。22年1〜3月期の業績予測は、売上高が8150万〜8435万元(前年同期比29.97〜34.52%増)、純利益が1225万〜1275万元(同23.22〜28.21%増)となっている。
新規上場に伴い調達予定の5億1635万元(約104億円)は、約71%の3億6640万元を特殊変圧器生産拠点プロジェクトに、約19%の9995万元を研究開発センタープロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
新華都特種電気(301120/深セン)が4月19日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格13.73元に対し、初値は45.67%高い20.00元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-04-19 12:45