神戸鋼が急落、今期純利益は29%の減益予想に
神戸製鋼所 <5406> が後場に入り株価急落。午後1時49分に5円安の129円まで売られ、その後も下値を模索している。
25日の午後1時30分に、同社は今3月期の業績予想を発表した。通期の売上高は1兆9500億円(前期比6.9%増)を計画しているものの、営業利益は1050億円(同8.3%減)、純利益は500億円(同28.8%減)の減益予想となっている。
中国経済の減速、米国経済政策による新興国経済の悪化が懸念されており、同社でもアジア地域の鋼材供給過剰の継続、新興国向けの需要低迷などを想定しているという。市場コンセンサスとの比較では、売上高は900億円超上回ったものの、営業利益は約70億円、純利益は10億円弱下回っている。
同時に発表された神戸鋼の前3月期決算は、売上高が前々期比8.3%増の1兆8246億9800万円、営業利益が前々期の10.2倍となる1145億4800万円となった。
神戸鋼の年初来安値は、4月15日に付けた126円。(編集担当:片岡利文)
神戸製鋼所が後場に入り株価急落。午後1時49分に5円安の129円まで売られ、その後も下値を模索している。
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2014-04-25 14:30