【香港IPO】年利2.5%超で香港政府のグリーンボンドが5月19日に上場予定

香港政府は4月26日、政府発行の2025年5月19日満期の「グリーンボンド」の公募を開始した。発行額は150億香港ドルだが、応募状況よって上限は200億香港ドルまで増額されることがある。募集締め切りは5月6日。最低応募金額は1万香港ドル。5月19日に香港証券取引所に上場する。上場グリーンボンドは100香港ドル単位で取引される。
債券のクーポンは、年2.50%、または、変動金利で、利息決定日に高い方で決まる。変動金利は消費者物価指数の変動率などの指標を用いて決定する。
グリーンボンドの発行で得た資金は、廃棄物管理と資源回収にする事業で使用する。事業の例は、有機資源回収センター、上下水道管理事業、ウーターインテリジェントネットワークのグリーンビルディング、カイタック開発地域の新しい救急病院など。資金供給されたプロジェクトの収益の配分と期待される環境利益の詳細は、毎年、グリーンボンドレポートを発行して公表する。(イメージ写真提供:123RF)
香港政府は4月26日、政府発行の2025年5月19日満期の「グリーンボンド」の公募を開始した。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-04-27 19:00