日経平均は24円高、後場に上げ幅縮小もプラス圏で取引終える

 25日の日経平均株価は前日比24円27銭高の1万4429円26銭と反発して取引を終えた。  前場は堅調に推移したが、後場は伸び悩んだ。朝安後に切り返しの動きをみせ、日経平均の上げ幅は150円近くまで拡大。その後は1万4500円前後で推移したが、ドル・円がやや上値の重い展開となり、日経平均は後場になって上げ幅を縮小。再び下げに転じる場面もあった。一方、週末で売りの勢いも弱く、終盤は前日終値を挟んでもみ合いとなった。  個別では、15年3月期で増収増益予想の日立金属 <5486> や、営業益2ケタ増予想の富士電機 <6504> 、日本瓦斯 <8174> 、最終増益予想の富士機工 <7260> などが買いを集め、増収増益に増配を見込んだ川崎重工業 <7012> も高い。ヤフー <4689> を割当先とした第三者割当増資を発表したブックオフコーポレーション <3313> はストップ高配分された。14年3月期で大幅増益となったユナイテッド <2497> も急伸。1部銘柄に指定されたパイプドビッツ <3831> も物色された。  半面、14年3月期の営業益予想を下方修正した図研エルミック <4770> は急落。15年3月期で営業益3割減予想の日本車輌製造 <7102> も売りが先行し、15年3月期で減益を見込んだ東洋機械金属 <6210> も弱含んだ。神戸製鋼所 <5406> もさえない。(編集担当:宮川子平)
25日の日経平均株価は前日比24円27銭高の1万4429円26銭と反発して取引を終えた。
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2014-04-25 15:00