近畿車の前期最終赤字が大幅拡大、無配に転落
25日引け後、近畿車輌 <7122> が前14年3月期の業績予想と配当予想を修正した。
通期の売上高を140億円から132億円(前々期比40.8%減)に減額。営業赤字は38億円から46億円(前々期は7600万円の赤字)に、最終赤字は22億円から59億円(同4億7400万円の黒字)へと大幅拡大している。
一部の売上が今年度に繰り下げられたほか、現在製造中の車両は新車種が多いため、製造や設計において想定以上の原価増が予想され、翌年度売上分の採算悪化による受注損失引当金を計上する見込みとなったという。また、繰延税金資産の計上見送りなども影響している。
また、期末一括となる配当予想については、従来計画の5円から無配(前期は5円)に修正している。
近畿車輌の25日の終値は、3円安の346円。(編集担当:片岡利文)
25日引け後、近畿車輌が前14年3月期の業績予想と配当予想を修正した。
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2014-04-25 16:00