【深センIPO】汎用ガソリン発電機の重慶瑜欣平瑞電子、初値は公開価格を約115%上回る

 汎用ガソリン発電機などを手掛ける重慶瑜欣平瑞電子(301107/深セン)が5月24日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格25.64元に対し、初値は112.56%高い54.50元だった。終値は同114.86%高の55.09元だった。  同社は2003年設立の民営企業で15年に株式会社した。汎用ガソリン発動機および末端製品のコア電子制御部品の研究開発、製造、販売を主業務とする。汎用ガソリン発動機点火器の国産化を実現し、10年には国内に先駆けてインバーター発電機用コンバーターを発売するとともに、16年には新エネルギー関連製品事業にも参入した。17〜19年における、汎用ガソリン発動機点火器の世界市場シェアは1位、デジタルインバーター発動機用コンバーターの世界市場シェアは3位。  2021年12月期の売上高は6億5502万元(前期比60.16%増)、純利益は8211万元(同41.33%増)。22年1〜3月期の売上高は1億7050万元(前年同期比18.34%増)、純利益は1814万元(同0.06%増)。  新規上場に伴い調達予定の3億5800万元(約68億円)は、全額をデジタルインバーター発電機の重要電子制御部品産業化プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
汎用ガソリン発電機などを手掛ける重慶瑜欣平瑞電子(301107/深セン)が5月24日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格25.64元に対し、初値は112.56%高い54.50元だった。終値は同114.86%高の55.09元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-05-24 19:15