JAXA、小型衛星の「有料打ち上げ」へ・・・「海外に比べて格安」=中国

中国国営通信の新華社によれば、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、H2Aロケットの余剰搭載能力を活用し、小型衛星の打ち上げを有料で提供すると発表した。すでに24日から公募が始まっており、2015年度に試験発射が行われる見通しだ。
記事は、従来まではH2Aロケットに搭載できる衛星は研究開発や人材育成のための無料搭載のみだったことを紹介、さらに「民間企業が地球観測や研究などにおいて小型衛星を活用するニーズがあると考えたJAXAは、有料発射サービスによって収益につながると判断した」と報じた。
JAXAは今後も研究などに用いられる小型衛星を継続して無料で搭載するものの、無料搭載は審査に時間がかかるのが難点で、有料搭載は技術的要件を満たしていれば、すぐにでも手続きを行うことができるという。
有料搭載の費用は、50センチメートル四方の大きさの小型衛星が5300万円から。記事は「海外の衛星打ち上げサービスでは、同程度の大きさで2億円ほどかかることを考えると格安」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国国営通信の新華社によれば、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、H2Aロケットの余剰搭載能力を活用し、小型衛星の打ち上げサービスを有料で提供すると発表した。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-04-25 18:15