キムラユニティーの売上400億円台乗せ、1株利益も100円台乗せ
■株価1540円目指す
キムラユニティー<9368>(東1・売買単位100株)の2014年3月期業績は営業利益が24.1%増益と好調で、特に、1株利益は101.6円(前期77.0円)と100円台に乗せた。
昨年7月から北米子会社においてカナダの大手自動車部品メーカーのマグナグループのドライブ社の物流業務を開始した。国内では日本最大級の軽自動車専門店であるスーパージャンボを子会社化した。こうした効果などで売上は5.4%伸長し400億円台に乗せた。
今期(2015年3月期)は、「物流サービス事業」については、NLS(ニューロジスティックサービス)分野において新規顧客への拡販に加え、北米子会社でのNLS分野の受注拡大が見込める。連結子会社化のスーパージャンボの寄与で「自動車サービス事業」も大きく伸びる。
今期売上は10.2%像の450億円の見通し。営業利益も3.6%増の17億5000万円と最高益を更新する見通し。ただ、純益については6.2%減益と慎重見通しから今期の1株利益は95.2円の見通し。
配当は2014年3月期に3円増配の年25円として、今期も年25円は継続の方針。
株価は昨年5月に4ケタに乗せ1030円と買われたあと、ほぼ900~1000円と高値圏でのモミ合いが継続している。週末25日は932円。
予想1株利益95.2円でのPERは9.7倍、利回りは2.68%と割安水準。同社の業績見通しは慎重なことから、2014年3月期が予想を大きく上回ったように今期も予想は上回るものと期待される。1株利益も100円台が予想され株価の割安が顕著である。
月足チャートでは2段上げの見込める展開で中期では2006年1月の1540円を目指すものとみられる。2段上げ前の930円台は好仕込み場とみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
キムラユニティー<9368>(東1)の2014年3月期業績は営業利益が24.1%増益と好調で、特に、1株利益は101.6円(前期77.0円)と100円台に乗せた。
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2014-04-27 08:15