大阪工機は5日線が25日線上抜き強調相場に転換

  切削工具や耐摩耗部品の専門商社、大阪工機 <3173> (JQS)は、4月25日(金)、6円高の656円と反発。テクニカル指標でMACDはシグナルを上抜けたほか、パラボリックが陽転、単純移動平均線では5日が25日を上抜けと順張りで買い指示が出ている。バリュエーション的にも割安感があり、配当利回り妙味も増し見直余地が広がることから、短期的に注目したい。   足元の業績、前2014年3月期業績予想は、売上高176億7800万円(前の期比17.4%増)、営業利益5億3100万円(同25.4%増)、経常利益5億2100万円(同18.2%増)、純利益2億4600万円(同9.9%減)を見込む。切削工具が自動車、電機・電子、エネルギー、航空機向けに好調、耐摩工具が製罐業界向けに好調で営業最高益更新見通し。前期計上の特別利益の反動減や過年度法人税等の計上に伴い純利益は大幅減益予想だが、年間配当は22円(同1円増)を予定している。   株価は、1月21日につけた年初来の高値710円から2月4日に年初来の安値631円と調整。その後、640円前後を下値にもみ合いとなっているが、三角保ち合いを形成している。前期予想PER9倍台・PBR0.6倍と割安感があり、配当利回り3.35%と利回り妙味も増しており見直し余地が広がる。エネルギー、航空機関連など続伸が見込まれ今15年3月期は過年度法人税がなくなることから、5月14日に予定される決算発表に対する期待感もあり、13週移動平均線突破から一段高となるか注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
切削工具や耐摩耗部品の専門商社、大阪工機<3173>(JQS)は、4月25日(金)、6円高の656円と反発。テクニカル指標でMACDはシグナルを上抜けたほか・・・。
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2014-04-27 13:45