【北京IPO】ハイエンド熱処理設備の恒進感応科技、初値は公開価格を6%上回る21.2元

 デジタル制御センサー熱処理設備を扱う恒進感応科技(十堰)股フェン(838670/北京)が7月5日、北京証券取引所に新規上場した。公募価格20.00元に対し初値は6.00%高い21.20元だったが、終値は公募価格と同額の20.00元だった。  同社は2002年設立の民営企業で、16年に株式会社化した。ハイエンドのデジタル制御センサー熱処理設備およびその重要機能部品の研究開発、生産、販売、技術サービスを提供するハイテク企業。ミドルレンジ・ハイエンドのデジタルセンサー焼き入れ機を主力製品とし、門型、縦型、横型のラインナップを揃えている。重要機能部品では自社開発のセンサー加熱電源、焼き入れ変圧器およびセンサーなどを扱う。風力発電設備、建機、自動車製造、工作機械製造、軌道交通・船舶の建造、紡績機械、航空宇宙、軍需工業などの分野に広く利用されており、三一集団をはじめとする中国国内の大手メーカーを顧客に持つ。  2021年12月期の売上高は1億4129万元(前期比43.24%増)、純利益は5434万元(同49.80%増)。  新規上場に伴い調達予定の3億2985万元(約67億円)は、約49%の1億6200万元をセンサー熱処理設備製造プロジェクトに、約24%の7785万元を研究開発センタープロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
デジタル制御センサー熱処理設備を扱う恒進感応科技(十堰)股フェン(838670/北京)が7月5日、北京証券取引所に新規上場した。公募価格20.00元に対し初値は6.00%高い21.20元だったが、終値は公募価格と同額の20.00元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-07-05 17:45