「汚れない自動車」・・・日本の自動車メーカーがテスト実施、「洗車は過去のものに?」=中国メディア

 中国メディア・観察者は27日、米CNBCの報道を引用し、日本の自動車メーカー「日産」が、スイスにあるテクニカルセンターで「汚れない自動車」のテストを行っていると報じた。報道によれば、日産の「汚れない自動車」の秘密は「Ultra-Ever Dry」と呼ばれる撥水(はっすい)・撥油(はつゆ)性が極めて高い特殊なコーティングにあるという。  「Ultra-Ever Dry」コーティングは米国の「UltraTech International社」が開発したもので、記事は「将来的に自動車にはワイパーが不要となる可能性があり、車内も汚れにくくなるかもしれない」とし、「前途は明るい」と報じた。  さらに、「汚れない自動車」が発売されれば、「子どもを持つ親や、アウトドアを好む人にとっては間違いなく朗報」と指摘、「洗車という行為は過去のものになる可能性がある」と予測した。  また、「日産は欧米市場で特殊なコーティングを施したNoteを発売する計画」と報じ、日産がNoteの車体左側半分だけにコーティングを施し、水たまりや泥のなかを疾走するデモ動画をネット上にアップしていることを紹介。  「デモ動画を見ると、走行を終えたNoteは、コーティングが施されていない片側が泥だらけになっている一方で、コーティングが施された側はほとんど汚れが見えなかった」と驚きを示した。(編集担当:村山健二)
中国メディア・観察者は27日、米CNBCの報道を引用し、日産がスイスにあるテクニカルセンターで「汚れない自動車」のテストを行っていると報じた。
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2014-04-28 09:15