【深センIPO】インテリジェント化ハードウェア製造の深セン市智微智能科技、初値は公開価格より約20%高い20.23元

インテリジェント化ハードウェアを手掛ける深セン市智微智能科技(001339/深セン)が8月15日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格16.86元に対し、初値は19.99%高い20.23元だった。取引開始後さらに値上がりし、終値は値幅制限いっぱいとなる同44.01%増の24.28元だった。
同社は2011年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。教育・事務、コンシューマー、ネットワーク設備、ネットワークセキュリティ、小売などの電子設備製品の開発、生産、販売、サービスを主業務としている。教育・事務系製品はOPS規格対応コンピューター、クラウド端末などを、コンシューマー系製品ではデスクトップパソコン、ディスプレイ一体型パソコンなどを、ネットワーク製品では交換機、産業用ゲートウェイなどを、小売系製品では小売端末、業務用ディスプレイ端末、金融端末などを手掛けており、行政、プロバイダー、金融、教育、医療、エネルギー、交通、商業、製造業、個人消費市場などのさまざまな分野で利用されている。
2021年12月期の売上高は26億9996万元(前期比39.71%増)、純利益は1億9715万元(同35.39%増)。22年1〜3月期の売上高は6億3636万元(前年同期比46.60%増)、親会社の株主に帰属する純利益は3889万元(同41.25%増)。
新規上場に伴い調達予定の9億5117万元(約187億円)は、約71%の6億7527万元を研究開発センター建設プロジェクトに、約10%の9572万元を子会社の年産32万台交換機生産拠点建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
インテリジェント化ハードウェアを手掛ける深セン市智微智能科技(001339/深セン)が8月15日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格16.86元に対し、初値は19.99%高い20.23元だった。取引開始後さらに値上がりし、終値は値幅制限いっぱいとなる同44.01%増の24.28元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-08-15 19:45