【深センIPO】ペット用玩具・おやつの温州源飛寵物玩具製品、初値は公開価格を19.99%上回る16.45元

ペット用の玩具、食品を製造する温州源飛寵物玩具製品(001222/深セン)が8月18日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格13.71元に対し、初値は19.99%高い16.45元だった。取引開始後さらに値上がりし、終値は値幅制限いっぱいとなる同43.98%高の19.74元だった。
同社は2004年設立の民営企業で18年に株式会社化した。ペット用品およびペット用おやつの研究開発、生産、販売を主業務としている。主な製品はリード用品、射出成形プラスチック玩具、犬用ガムなど。良好な設計開発能力、高い品質で多くの顧客を獲得してきた。ペトコ、ペットスマート、ペッツ・アット・ホームなど米国、欧州のペット用品販売店や、ウォルマート、ターゲットなど国際的な大型小売チェーン店など、欧米、日本といった先進国・地域に販路を拡大している。
2021年12月期の売上高は10億6878万元(前期比75.71%増)、純利益は1億5400万元(同82.94%増)。22年1〜3月期の売上高は3億4966万元(前年同期比40.36%増)、純利益は6354万元(同58.79%増)。
新規上場に伴い調達予定の4億870万元(約81億円)は、約42%の1億7127万元を年産3000トンの犬用ガム・2500万本のペット用リード用品生産能力拡大プロジェクトに、約18%の7402万元を生産技術・インテリジェント倉庫技術改良プロジェクトに、約12%の4769万元を研究開発センター建設プロジェクトに、約16%の6571万元をマーケティング運営センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
ペット用の玩具、食品を製造する温州源飛寵物玩具製品(001222/深セン)が8月18日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格13.71元に対し、初値は19.99%高い16.45元だった。取引開始後さらに値上がりし、終値は値幅制限いっぱいとなる同43.98%高の19.74元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-08-18 16:30