【今日のドル円】下落余地が徐々に拡大、テクニカル要因が主導する展開か

 前週のドル/円相場は、主だった手掛かり材料がない中で22日に102.722円まで値を上げるも、その後は102.60-70円レベルでの上値の重さが嫌気され、25日に一時101.960円まで値を下げた。  本日、日米で予定されている経済イベントは米3月中古住宅販売成約(23:00)くらいしかなく、手掛かり材料は少なめである。しかし、日足チャートを見ると前週の上伸は75日移動平均線に上値を抑えられた上、同線の傾きは下向きで推移するなど、下落余地が徐々に拡大している事を示している。  もし25日安値を割るようだと、今年2月以降下値支持として機能している週足の一目均衡表の基準線(本稿執筆時点では101.526円)に向けた一段安もあるだろう。なお、上伸したとしても、前述の75日線(同、102.531円)が上値を阻みそうだ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
前週のドル/円相場は、主だった手掛かり材料がない中で22日に102.722円まで値を上げるも、その後は102.60-70円レベルでの上値の重さが嫌気され、25日に一時101.960円まで値を下げた。
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2014-04-28 09:45