【深センIPO】液晶ディスプレイメーカーの広西天山電子が17日に公募開始、2534万株発行予定

深セン証券取引所の創業板への上場を目指す、液晶ディスプレイメーカーの広西天山電子(301379/深セン)が10月17日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。2534万株を発行予定で、公募終了後速やかに上場する見込みだ。
同社は2005年設立の民営企業で、16年に株式会社化した。単色およびカラーの液晶ディスプレイやディスプレイモジュールの研究開発、設計、生産、販売を主業務としており、スマート家電、POS端末、通信設備、工業制御・自動化、エネルギー、健康医療、車載メーターなどの分野に広く利用されている。格力、ハネウェル、海康威視、ジョンソンコントロールズ、LG、ダイキン、ビティチーノなどの国内外大手メーカーと直接取引関係、または技術サービスプロバイダーを通じた提携関係を持っている。21年の売上構成は、カラー液晶ディスプレイモジュールが約60%、単色ディスプレイと単色ディスプレイモジュールがそれぞれ約20%となっている。
21年における空調リモコン用ディスプレイ世界市場シェアは約13.69%、スマートメーター用ディスプレイ世界市場シェアは9.21%、POS端末用ディスプレイ世界市場シェアは約4%、血糖値計測器用ディスプレイ世界市場シェアは約2%、血圧計用ディスプレイ世界市場シェアは約3%だ。
21年12月期の売上高は10億8900万元(前期比76.96%増)、純利益は9722万元(同2.03倍)。22年1〜6月期の売上高は6億1780万元(前年同期比24.67%増)、純利益は5832万元(同27.23%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
深セン証券取引所の創業板への上場を目指す、液晶ディスプレイメーカーの広西天山電子(301379/深セン)が10月17日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。2180万株を発行予定で、公募終了後速やかに上場する見込みだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-10-13 20:00