【北京IPO】実験分析装置メーカーの海能未来技術集団、初値が公開価格を10.39%下回る9.75元

 実験分析装置メーカーの海能未来技術集団(430476/北京)が10月14日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格10.88元に対し、初値は10.39%低い9.75元だった。終値は初値と同値の10.88元だった。  同社は06年設立で、21年に株式会社化した。実験分析装置の研究開発、生産、販売を主業務としており、食品の栄養・安全検査、薬品や代謝生成物の分析、農作物や加工品の品質・安全検査、環境汚染物質のモニタリング、大学や研究機関などの科学研究などの分野向けに、実験分析装置や分析方法を提供をしている。中国における有機元素分析装置、高速液体クロマトグラフ、サンプル前処理装置の主要メーカーの1つである。  21年12月期の売上高は2億4700万元(前期比17.59%増)、純利益は5119万元(同76.67%増)。22年1〜6月期の売上高は1億5031万元(前期比20.44%増)、純利益は721万元(同0.77%増)。  新規上場に伴い調達予定の1億957万元(約162億円)は、約71%の7857万元を技術製造拠点スマート化改良プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
実験分析装置メーカーの海能未来技術集団(430476/北京)が10月14日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格10.88元に対し、初値は10.39%低い9.75元だった。終値は初値と同値の10.88元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-10-14 20:00