中国智能健康HD、滋賀県の琵琶湖付近の土地約9800平方メートルを購入予定

金融商品投資や貸金業、中薬健康食品販売を手掛ける中国智能健康HD(00348/香港)が10月18日、日本の滋賀県高島市に総面積9800平方メートルの土地を購入予定であることを明らかにした。
同社は龍昌国際控股有限公司として1997年に香港メインボードに上場した。12年には海爾智能健康控股有限公司となり、17年に現社名に変更した。金融商品投資、貸金業、中薬健康食品の販売を手掛けている。以前は子会社を通じて玩具の生産、販売も行っていたが、20年8月にこの子会社を売却して玩具事業から撤退した。
21年12月期の売上高は1億7007万香港ドル(前期比23.38%増)、当期損益は1億3046万ドルの赤字(同4.09倍の赤字増)。22年1〜6月期の売上高は7627万ドル(前年同期比22.09%減)、当期損益は1533万ドルの赤字(前年同時期は3636万ドルの黒字)。
同社が10月18日に発表した公告によれば、同社は滋賀県高島市の土地物件69点、総面積約9800平方メートルの購入を検討している。想定の購入代金は3200万香港ドル以下で、交渉が順調に進めば今後3か月以内に購入契約を取り交わす見込みだ。
日本での土地購入計画について同社は「高島市が日本最大の淡水湖である琵琶湖の西側に位置し、琵琶湖付近の都市計画における新たな中心地域に位置づけられていることから、当該土地物件の購入が新たな投資機会をもたらすものと確信している」と説明。購入後の用途については、投資に用いるとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
金融商品投資や貸金業、中薬健康食品販売を手掛ける中国智能健康HD(00348/香港)が10月18日、日本の滋賀県高島市に総面積9800平方メートルの土地を購入予定であることを明らかにした。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-10-18 23:45