【深センIPO】24日は欣霊電気、華廈眼科医院集団の2社が公募開始

深セン証券取引所では10月24日、創業板への上場を目指す欣霊電気(301388/深セン)と華廈眼科医院集団(301267/深セン)の2社が新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
欣霊電気は2561万株を発行予定。1999年設立の民営企業で、2000年に株式会社化した。浙江省に本社を構えており、低圧電器製品の研究開発、生産、販売を主業務としている。「欣霊」、「欣大」、「雷頓」の3ブランドを展開するとともにODM生産も行っており、継電器、配電制御、電気の伝導および制御、各種メーター、センサー、スイッチの6分野で1万種類の規格におよぶ製品体系を構築している。製品は主に機械製造、不動産、家電、消防、電力、通信などの業界で利用されている。売上構成は継電器が約50%、配電制御製品が約20%、電気伝導・制御製品が約10%となっている。
21年12月期の売上高は5億2113万元(前期比17.00%高)、純利益は8553万元(同1.86%減)。22年1〜9月期の予測売上高は3億7000万〜4億5000万元(前年同期比2.54%減〜18.53%増)、予測純利益は4700万〜6600万元(同19.14%減〜13.55%増)。
華廈眼科医院集団は6000万株を発行予定。04年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。大型の民営眼科医療チェーングループで、中国国内17省46都市で57か所の眼科医院を運営している。目論見書発行時点での総ベッド数は3603床で、21年の年間外来診療者数はのべ167万1400人、眼科手術実施件数は29万2800件。このほか、中国国内に23か所の視力センターを設けており、医学的な眼科測定による眼鏡処方サービスを提供している。
21年12月期の売上高は30億6443万元(前期比21.86%増)、純利益は4億5363万元(同41.12%増)。22年1〜9月期の予測売上高は25億2000万〜25億4000万元(前年同期比10.02〜10.89%増)、純利益は3億9500万〜4億500万元(同17.34〜20.31%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
深セン証券取引所では10月24日、創業板への上場を目指す欣霊電気(301388/深セン)と華廈眼科医院集団(301267/深セン)の2社が新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-10-20 21:30