青島ビール、22年7〜9月期は10%以上の増収増益

 中国のビール大手、青島ビール(00168/香港、600600/上海)が10月26日、2022年7〜9月期の業績報告を発表した。売上高、純利益ともに前年同期比10%以上の増加となった。  22年7〜9月期の売上高は98億3718万元(前年同期比16.00%増)、純利益は14億1489万元(同18.37%増)だった。非経常損益を差し引いた純利益は12億6955万元(同20.06%増)となっている。  また、22年1〜9月期の売上高は291億984万元(同8.73%増)、純利益は42億6699万元(同18.17%増)、非経常損益を差し引いた純利益は38億5992万元(同20.04%増)だった。  当期の経営状況について同社は、高いブランド力と品質の強みを活かし、新型コロナによる中国国内の飲食市場に対する影響を克服するとともに、マーケティングの刷新を図って国内外市場を積極的に開発したほか、生産コストの低減、効率向上を努めた結果、製品の販売量、売上、利益の全面的な増加に繋がったとしている。  22年1〜9月期の製品販売量は727万9000リットルで同2.8%増加した。このうち、主力ブランドである青島ビールの販売量は395万3000リットルで同4.5%増、中級・高級ブランド製品の販売量が249万8000リットルで同8.2%増となった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国のビール大手、青島ビール(00168/香港、600600/上海)が10月26日、2022年7〜9月期の業績報告を発表した。売上高、純利益ともに前年同期比10%以上の増加となった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-10-26 22:45