【北京IPO】産業用LED照明の江蘇恒太照明が7日に公募開始、2220万株発行予定

 北京証券取引所への上場を目指す江蘇恒太照明(873339/北京)が11月7日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。2220万株を発行予定で、公募価格は6.28元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。  同社は2013年設立の民営企業で、18年に株式会社化した。環境に優しいLEDスマート照明器具に特化したハイテク企業で、工業用照明および商業用照明製品の開発、製造、販売、サービス提供を主業務としており、顧客に全方位的な照明ソリューションプランを提供している。主な製品は工業用のハイベイランプ、商業用のラップアラウンドライト、高気密ライト、天井埋め込みライト、パネルライトなど。  中国照明電器協会によると、21年1〜9月期の鉱工業用照明輸出企業ランキングで同社が1位となっており、米国市場では約25%のシェアを獲得している。売上の95%以上が海外向け販売で、そのうち米国が85%を占めており、ODM形式にてLED照明器具ブランドに製品、サービスを提供している。また、製品のターゲット市場に合わせた厳しい品質管理体制を構築して米国やカナダなどの各種認証を取得するとともに、開発能力向上のために照明の信頼性、電磁両立性などさまざまな種類の実験室施設を所有している。  21年12月期の売上高は7億6708万元(前期比54.52%増)、純利益は7985万元(同64.82%増)。22年1〜6月期の売上高は3億5148万元、純利益は6804万元。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
北京証券取引所への上場を目指す江蘇恒太照明(873339/北京)が11月7日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。2220万株を発行予定で、公募価格は6.28元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-11-03 14:45