楽天傘下、電子書籍のＫｏｂｏがキャンペーン延長、ＧＷ中も利用可

　楽天株式会社（本社・東京都品川区）の子会社で電子書籍事業を展開するＫｏｂｏ．Ｉｎｃ（コボ／本社・カナダ、トロント市）はこのほど、４月下旬までの予定だったキャンペーン「初めての方限定！　１０００円クーポンプレゼント！」の期間を、ゴールデンウイーク最終日の５月６日まで延長することを発表した。 　Ｋｏｂｏは、電子書籍を気軽に試してもらいたいとして、初めての利用者に対して１０００円分のクーポンをプレゼントする同キャンペーンを実施。期間を５月６日まで延長したので、ゴールデンウイーク中にも利用してほしいとしている。 　Ｋｏｂｏは２０１３年、専用端末不要でパソコンやモバイルなどすでに通信環境があれば、それ以外の初期負担のない「楽天ｋｏｂｏアプリ」の提供を開始。１４年４月２５日時点で１８０万ダウンロードを超えるなど、順調に推移しているという。 　同社は国内最大級の日本語電子書籍コンテンツをそろえており、クーポン・ポイントキャンペーンを随時開催するなどで、利用者の一層の拡大に注力している。 　Ｋｏｂｏは「リアル書店」との提携も強化。全国１２０店舗の書店にスペースを設け、書店スタッフが電子書籍端末やアクセサリーを販売するだけでなく、端末のセットアップ、電子書籍の紹介など、端末を購入した客がその場ですぐ使えるよう、サポート・サービスなども実施している。 　首都圏では４月１９日、有隣堂（本社・神奈川県横浜市）と提携して同社１６店舗内で書店内Ｋｏｂｏストアをオープン。今後も順次、展開していくという。（編集担当：中山基夫）