理想汽車の22年7〜9月期は増収も、コスト増により赤字が大幅に拡大

中国の新興電気自動車メーカーの理想汽車(02015/香港)が12月9日、2022年7〜9月期(第3四半期)の業績を発表した。売上高が前年同期比で約20%増えた一方で、コスト増により赤字が大きく膨らんだ。
22年7〜9月期の売上高は93億4230万人民元で、前年同時期の77億7520万元から20.2%増加した。このうち、車両販売の売上高は90億4590万元で前年同期比22.5%増だった。
当期の納車台数は2万6524台で、前年同時期の2万5116台から5.6%増加した。一方で、22年1〜3月期の3万1716台、4〜6月期の2万8687台をそれぞれ下回る結果となった。
また、売上総利益は11億8200万元で、前年同時期の18億1200万元から34.8%減となり、納車台数が増加する一方で売上総利益が大きく減少した。これに伴い、売上総利益率も前年同時期の23.3%から10.6ポイント低下して12.7%に留まった。当期損益も21億2970万元の赤字で、前年同時期の9780万元から赤字額が20倍以上に膨らみ、22年4〜6月期と比べても2.18倍となった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国の新興電気自動車メーカーの理想汽車(02015/香港)が12月9日、2022年7〜9月期(第3四半期)の業績を発表した。売上高が前年同期比で約20%増えた一方で、コスト増により赤字が大きく膨らんだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-12-11 23:15