中国広核新能源、11月は新エネ発電量が前年同月を上回るも前月比では減少

中国広核集団傘下の国有発電企業、中国広核新能源HD(01811/香港)が12月9日、2022年11月の発電量を発表した。
11月の総発電量は、164万7000メガワット時で、前年同時期に比べて0.6%減少した。中国国内での発電の内訳は、風力発電が78万1300メガワット時(前年同期比7.4%増)、太陽光発電が11万9800メガワット時(同8.0%増)、熱電併給(CHP)およびガス発電が2万1400メガワット時(同25.7%減)、水力発電が2万メガワット時(同64.5%減)だった。また、韓国での発電量が70万5000メガワット時(同4.0%減)となっている。
風力発電、太陽光発電の新エネルギー発電がそれぞれ前年同時期より増加した一方で、湖北省でのガス発電プロジェクトの1つがピーク調整により発電を行わなかったこと、広西チワン族自治区の水力発電プロジェクトの契約期限が切れたことから全体的な発電量が前年同期比でわずかに減少した。また、前月に比べると風力発電は約8%、太陽光発電は約16%減少した。
1〜11月の累計発電量は1739万3100メガワット時(同3.9%増)で、中国国内での風力発電が849万3200メガワット時(同21.8%増)、太陽光発電が156万9500メガワット時(同6.2%増)、CHPおよびガス発電が33万4800メガワット時(同13.3%減)、水力発電が47万4200メガワット時(同34.8%減)、韓国での発電が652万1400メガワット時(同9.2%減)となった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国広核集団傘下の国有発電企業、中国広核新能源HD(01811/香港)が12月9日、2022年11月の発電量を発表した。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-12-11 23:45