ECサイトでの商品購入までの動線を自動で最適化、サイジニアが『ZETA Tracking』の提供開始

 サイジニア<6031>のグループ会社で、EC商品検索・レビュー・ハッシュタグ・OMOソリューションを開発販売するコマースとCXのリーディングカンパニーであるZETAは12月13日、ECサイトのカートイン率・CVR向上を図るサービス『ZETA Tracking』の提供を開始した。第1弾としてEC商品検索・サイト内検索エンジン『ZETA SEARCH』と連携し、『ZETA SEARCH』を利用中のサイトにてタグ設置のみの簡単な実装で利用できるようになった。今後、その他の『ZETA CXシリーズ』製品とも連携を計画している。  社会情勢の変化やOMOの浸透により、店舗のような顧客体験やスタッフコンテンツ・UGCを楽しむメディアのような役割などECサイトは更なる利便性向上が期待され、ユーザーが求める機能は多様化してきている。また、クッキー規制の動向などにより今後リターゲティング広告が難しくなることが予測されるため、サイトとしてのオーガニックな流入を高めていくことはこれまで以上に重要な課題となってくる。  『ZETA Tracking』は、検索キーワードや検索条件といったクエリ(データの問い合わせ・処理要求)に対するカートイン率・CTR・離脱率などのデータを分析し、商品購入までの動線を自動最適化することでユーザーにとって関心が高い商品ページとの出会いを創出し、カートイン率・CVR向上を図り売上UPを支援する。  『ZETA Tracking』にて取得可能なデータは、「検索回数」、「離脱数/離脱率」、「詳細ページ遷移数/遷移率」、「カートイン数/カートイン率」、「ページ送りして詳細ページに遷移した数」、「ページ送りだけして離脱した数」、「詳細ページでカートインした数」、「ページ送りして詳細ページでカートインした数」、「購入数」など。また、同機能を活用し取得した豊富な検索データは、SEO対策やサイト内の人気・注目キーワード表示などへの活用も可能になっている。  ハッシュタグ活用エンジン『ZETA HASHTAG』と組み合わせて活用することで更なるサイト回遊率の改善やセレンディピティの創出が期待できる。『ZETA HASHTAG』は商品説明のテキストや、『ZETA VOICE』などによって投稿されたクチコミのテキストなどを解析し、そこからその商品にまつわるホットなキーワードを抽出することができる機能で、2022年7月にリリースした。  『ZETA Tracking』や『ZETA HASHTAG』など、ユーザーの購買意識を強く反映する検索データの活用によりCX改善・顧客満足度向上施策を考える一助になることが期待される。  『ZETA CXシリーズ』は現在、EC商品検索・サイト内検索エンジン『ZETA SEARCH』、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン『ZETA VOICE』、ハッシュタグ活用エンジン『ZETA HASHTAG』、OMO・DXソリューション『ZETA CLICK』、レコメンドエンジン『ZETA RECOMMEND』、サイト内広告エンジン『ZETA AD』、予測・パーソナライズソリューション『ZETA DMP』という7つのラインナップがあり、これらソリューションは高度なデータ分析・マッチングの技術でユーザーにさらなる良質な購買体験を提供し、顧客満足度・コンバージョンを高める製品として多くの大手ECで採用されている。(図版は『ZETA SEARCH』のイメージ。提供:サイジニアグループ)
サイジニアのグループ会社のコマースとZETAは12月13日、ECサイトのカートイン率・CVR向上を図るサービス『ZETA Tracking』の提供を開始した。(図版は『ZETA SEARCH』のイメージ。提供:サイジニアグループ)
economic company
2022-12-13 07:30