【北京IPO】天然ガス設備メーカーの特瑞斯能源装備、初値が公開価格を11.62%下回る14.3元

天然ガス輸配送および使用設備メーカーの特瑞斯能源装備(834014/北京)が12月13日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格16.18元に対し、初値は11.62%安い14.30元だった。終値は同6.67%安の15.10元だった。
同社は1997年に常州新区信力燃気設備有限公司として設立した民営企業で、12年に株式会社化した。天然ガス輸送・配送および使用設備の研究開発、生産、販売を主業務としている。主力製品は天然ガス圧力調節ステーション設備、調圧バルブ、調節バルブ、安全切断バルブなどで、21年の中国・ロシア東線天然ガスパイプラインプロジェクトなど国内外の大型天然ガス輸送・配送プロジェクトに参加してきた。また、欧州、ドイツ、米国などの複数の認証を取得している。
21年12月期の売上高は6億968万元(前期比23.41%増)、純利益は6795万元(約41.66%減)。22年1〜9月期の売上高は4億3191万元(前年同期比3.69%増)、純利益は4355万元(同4.87%増)。
新規上場に伴い調達予定の3億9074万元(約77億円)は、約63%の2億4672万元を天然ガス輸配送および使用設備生産能力建設プロジェクトに、約22%の8721万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
天然ガス輸配送および使用設備メーカーの特瑞斯能源装備(834014/北京)が12月13日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格16.18元に対し、初値は11.62%安い14.30元だった。終値は同6.67%安の15.10元だった。(イメージ写真提供:123RF)
china,economic,ipo,834014,bj
2022-12-13 19:30