ボーイング社の新型旅客機「777X」、日本企業が部品生産「約20%」受注か=中国報道

中国メディア・財経網は28日、米ボーイング社が2020年のリリースに向けて開発中の新しい旅客機「ボーイング777X」について、三菱重工などの日本企業が約20%の部品生産を受け持つとする消息筋の情報を伝えた。
記事は、三菱重工、川崎重工、富士重工など日本のサプライヤーが「777」の開発時にも約21%の部品提供を行ったと紹介。また、「787ドリームライナー」ではさらに高い35%の部品を供給したと伝えた。
また、この情報に対してボーイング社の広報担当者は事実関係を明らかにせず「適切な時期にサプライチェーンにおける協力、生産体系を決める」とのみコメントしたことを伝えた。
記事は、世界の部品サプライヤーの管理、拡大を行う際に困難に遭遇し、米国本土でより多くの生産を行うことになったため、開発や引き渡し時間が先延ばしになったと併せて紹介した。
「777X」開発にかんする日本企業の動きをめぐっては、昨年11月に三菱重工がボーイング社に対して主翼の日本国内生産を提案したとの報道が出ていた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・財経網は28日、米ボーイング社が2020年のリリースに向けて開発中の新しい旅客機「ボーイング777X」について、三菱重工などの日本企業が約20%の部品生産を受け持つとする消息筋の情報を伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-04-29 12:00