新エネ発電の中国大唐集団新能源、1〜11月の風力・太陽光累計発電量が2500MWhを突破

風力発電と太陽光発電を手掛ける中国の電力会社、中国大唐集団新能源(01798/香港)が12月16日、風力、太陽光による2022年11月の発電量を発表した。風力発電は前年同月より約5%、太陽光発電は約46%の増加となった。
22年11月の総発電量は269万4123メガワット時で、前年同時期に比べて6.85%増加した。このうち、風力発電は255万5491メガワット時で同5.34%増、太陽光発電は13万8632メガワット時で同45.51%増となった。1月からの累計では総発電量が2540万4432メガワット時(同8.35%増)、風力発電が2389万2488メガワット時(同6.89%増)、太陽光発電が151万1944メガワット時(同39.59%増)となっている。
風力発電の地域別発電量(22年11月)では、内モンゴル自治区が82万9832メガワット時で最も多く、以下吉林省の28万3490メガワット時、黒竜江省の22万6125メガワット時、山西省の20万1384メガワット時、山東省の16万3158メガワット時と続いた。このうち、黒龍江省が前年同期比29.84%増、吉林省が同2.35倍と発電量が大きく増えた。また、前年同月は456メガワット時だった北京市の発電量が1万3144ギガワット時にまで増加している。
また、太陽光発電量(22年11月)では貴州省が6万3727メガワット時(同82.89%増)と全体の半分近くを占めるまでに発電量が増加した。このほか発電量が多い寧夏回族自治区(2万6695メガワット時)、青海省(1万107メガワット時)、内モンゴル自治区(6994メガワット時)はいずれも前年同時期より発電量が減少した。今年より新たに発電が始まった吉林省は2万573メガワット時、広東省は2459メガワット時だった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
風力発電と太陽光発電を手掛ける中国の電力会社、中国大唐集団新能源(01798/香港)が12月16日、風力、太陽光による2022年11月の発電量を発表した。風力発電は前年同月より約5%、太陽光発電は約46%の増加となった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-12-18 22:45