【深センIPO】電子コネクタメーカーの浙江珠城科技、初値は公開価格を約17%下回る56元

電子コネクタメーカーの浙江珠城科技(301280/深セン)が12月26日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格67.40元に対し、初値は16.91%低い56.00元だった。終値は同18.53%安の54.91元だった。
同社は2000年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。電子コネクタの研究開発、生産、販売、および電子コネクタ精密金型の設計、製造、組み立てを主業務としている。製品は主にコンシューマー系家電、スマート端末などに利用されている。美的、ハイアール、格力、ハイセンス、LG、パナソニック、BYDなどの国内外著名メーカーと提携関係を持ち、中でも美的集団向けの売上が全体の約4割を占める。
21年12月期の売上高は10億5097万元(前期比48.21%増)、純利益は1億4643万元(同36.11%増)。22年1〜9月期の売上高は7億7679万元(前年同期比0.32%増)、純利益は8992万元(同20.46%減)。
新規上場に伴い調達予定の6億5533万元(約125億円)は、約62%の4億427万元を精密電子コネクタスマート技術改良プロジェクトに、約14%の9106万元を研究開発センター改良プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
電子コネクタメーカーの浙江珠城科技(301280/深セン)が12月26日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格67.40元に対し、初値は16.91%低い56.00元だった。終値は同18.53%安の54.91元だった。(イメージ写真提供:123RF)
china,economic,ipo,301280,sz
2022-12-26 20:15