【香港IPO】火鍋チェーン海外事業運営の特海国際が紹介方式で上場、初値は7.00香港ドル

中国の火鍋レストランチェーン最大手・海底撈国際HD(06862/香港)の海外事業子会社である特海国際(09658/香港)が12月30日、香港証券取引所に資金調達を伴わない紹介方式で分離上場した。初値は7.00香港ドル、終値は9.94ドルだった。
同社は中国の鍋料理・火鍋のレストランチェーン「海底撈火鍋」の海外事業を手掛けている。「海底撈火鍋」の海外事業は2012年にシンガポールで1号店をオープンして以来、目論見書発行時点でシンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、日本、韓国、カナダ、英国、オーストラリアなど世界11カ国で110店舗を運営している。
21年の売上ベースで、国際市場において3番めに大きな規模を持つ中国料理飲食チェーンブランドであり、中国発祥の中国料理チェーンブランドとしては最大規模となる。21年の利用客数はのべ約980万人、22年1〜6月期の利用客数はのべ約930万人。
21年12月期の売上高は3億1237万米ドル(前期比41.08%増)、純損益は1億5075万ドルの赤字(同2.80倍の赤字増)。22年1〜6月期の売上高は2億4583万ドル(前年同期比82.35%増)、純損益は5572万ドルの赤字(同8.21%の赤字増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国の火鍋レストランチェーン最大手・海底撈国際HD(06862/香港)の海外事業子会社である特海国際(09658/香港)が12月30日、香港証券取引所に資金調達を伴わない紹介方式で分離上場した。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-01-02 23:45