【北京IPO】卵加工品メーカーの蘇州欧福蛋業が5日に公募開始、4500万株発行予定

北京証券取引所への上場を目指す、卵の加工品メーカーである蘇州欧福蛋業(839371/北京)が1月5日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。4500万株を発行予定で、公募価格は2.5元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
同社は2004年設立で、16年に株式会社化した。卵液、卵粉、ゆで卵など各種卵製品の生産、販売を主業務としている。中国の卵加工品業界をリードしており、農業産業化国家重点リーディングカンパニー企業に選ばれている。安定した品質と豊かな経験により、ユニリーバ、モンデリーズ、ハインツ、ヤム・ブランズなど世界の大手食品企業や、中国のクリスティーン、台湾の85℃、韓国のパリクロワッサンなどのベーカリー企業、安井食品(アンジョイ・フーズ)などの食品メーカーと提携関係を持っている。
22年1〜6月期の売上高は全卵、卵白、卵黄など液卵製品が79.68%、卵粉製品が15.69%、薄焼き卵やオムレツなどの調理済製品が3.46%となっている。業界トップクラスの研究開発チームを持ち、製品の品質面での優位性を確保するとともに、高い加工技術力を備えている。また、生産ラインには自動制御システムを採用し、原料調達の段階から厳しい管理基準を設けている。さらに、高いブランド力や、生産拠点を全国に分散して持っていることも強みだ。
21年12月期の売上高は8億4928万元(前期比36.92%増)、純利益は2248万元(同53.86%減)。22年1〜9月期の売上高は6億4757万元(前年同期比7.42%増)、純利益は2879万元(同2.18倍)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
北京証券取引所への上場を目指す、卵の加工品メーカーである蘇州欧福蛋業(839371/北京)が1月5日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。4500万株を発行予定で、公募価格は2.5元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-01-04 18:00