【北京IPO】小型動力用リチウム電池メーカーの浙江天宏リチウム電が6日に公募開始、1903万株発行予定

 北京証券取引所への上場を目指す、浙江天宏リチウム電(873152/北京)が1月6日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。1903万株を発行予定で、公募価格は6元。公募終了を速やかに上場する見込みだ。  同社は2015年設立の民営企業で、18年に株式会社化した。リチウムイオン電池モジュールの研究開発、設計、組み立て、販売を主業務としている。主な製品は電動アシスト自転車、電動キックボード、電動バイク、電動フォークリフトなどの動力用リチウムイオン電池ユニット、およびポータブルUPS(無停電電源装置)用蓄電池ユニットである。欧州CE認証、米UL認証、日本のPSE認証など国内外の多くの認証を取得しており、世界の著名メーカーと安定的な提携関係を持っている。  22年1〜6月期の売上構成は、動力用リチウム電池モジュールが98.44%、蓄電型リチウム電池モジュールが1.56%となっており、ほとんどが動力用リチウム電池モジュールによる売上である。20年における世界市場シェアは電動アシスト自転車用電池モジュールが5.00%、電動バイク用電池モジュールが0.68%、電動フォークリフト用電池モジュールが4.29%となっている。  21年12月期の売上高は3億7086万元(前期比58.74%増)、純利益は2714万元(同29.61%増)。22年1〜9月期の売上高は2億6226万元(前年同期比3.89%増)、純利益は2363万元(同42.02%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
北京証券取引所への上場を目指す、浙江天宏リチウム電(873152/北京)が1月6日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。1903万株を発行予定で、公募価格は6元。公募終了を速やかに上場する見込みだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-01-04 18:30