新興ＥＶメーカーの蔚来集団と小鵬汽車、２２年の年間納車台数がともに１２万台突破

　中国の新興ＥＶメーカー、蔚来集団（０９８６６／香港）１月２日、小鵬汽車（０９８６８／香港）が３日に発表した２０２２年１２月の納車実績で、両社とも２２年の年間納車台数が１２万台を突破したことが明らかになった。 　蔚来集団の２２年１２月の納車台数は前年同期比５０．８％増の１万５８１５台で、前月記録した単月の過去最高納車台数をさらに更新した。２２年１０〜１２月期の納車台数は同６０．０％増の４万５２台で、２２年の年間納車台数は同３４．０％増の１２万２４８６台となった。 　１２月の納車のうち、電動ＳＵＶは６８４２台で、このうち６月に発表した大型電動ＳＵＶのＥＳ７が４１５４台だった。また、電動セダンは８９７３台で、このうち固定電池を採用したフラッグシップセダンのＥＴ７が１３７９台、ＥＴ５が７５９４台となっている。 　同社は２２年１２月３１日現在で、世界全体で１３１５か所の電池交換スポットを、１２２８か所の超高速充電スポット（６２２５個の充電スタンド）、１０５８か所の目的地超高速充電スポット（７１５９個の充電スタンド）を設置している。 　小鵬汽車の２２年１２月の納車台数は１万１２９２台で、前月の５８１１台から９４％増加した。１０〜１２月の納車台数は２万２２０４台だった。また２２年の年間納車台数は１２万７５７台で２１年に比べて２３％増加した。９月末に発表したフラッグシップＳＵＶのＧ９は１２月単月で前月比２．６倍となる４０２０台を納車した。（編集担当：今関忠馬）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）