【北京IPO】電気溶接用防護マスクの常州迅安科技、初値は公開価格を0.92%下回る12.88元

電気溶接用防護マスクメーカーの常州迅安科技(834950/北京)が1月11日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格13.00元に対し、初値は0.92%低い12.88元だった。終値は公開価格と同値の13.00元だった。
同社は2001年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。電気溶接用の防護マスク、電動送風フィルター式呼吸装置および関連部品の研究開発、生産、販売を主業務としており、製品は機械製造、金属加工、自動車、建築、航空宇宙、船舶、採鉱、防護などの分野に広く用いられている。欧州CE、米国ANSI、NIOSH、英UKCAなど複数の認証を取得し、国際的な溶接設備生産グループ、工具販売チェーン店、溶接用防護用具貿易業者と長期的、安定的な提携関係を築いてきた。3Mをはじめとする世界の電気溶接防護マスクリーディングカンパニーとOEM/ODM提携関係を持つことで、中国国内の業界において高い競争力を持つ。
21年12月期の売上高は2億1229万元(前期比19.91%増)、純利益は5726万元(同31.45%増) 。22年1〜9月期の売上高は1億3755万元(前年同期比15.45%減)、純利益は3317万元(同14.65%減)。
新規上場に伴い調達予定の2億7515万元(約54億円)は、約74%の2億465万元を年産120万個の電気溶接用マスクおよび8万セットの電動送風フィルター式故宮装置生産ライン建設プロジェクトに、約18%の5049万元を研究開発センタープロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
電気溶接用防護マスクメーカーの常州迅安科技(834950/北京)が1月11日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格13.00元に対し、初値は0.92%低い12.88元だった。終値は公開価格と同値の13.00元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-01-11 18:00