亜洲セメント、22年12月期通期純利益が前期比約75%減の見込み

亜洲セメント(00743/香港)が1月18日、2022年12月期通期の業績が大幅に悪化する見込みを示した。
同社は22年12月期通期における株主帰属の純利益について、前期から約75%減少する見込みだとした。純利益が大幅に減少する理由については、製品の生産量と売価が低下するとともに、セメントの生産に用いる石炭のコストが上昇したことによるものと説明している。
同社は江西省をはじめ、四川省、湖北省などに生産拠点を構え、日産3000〜6000トンのクリンカー製造ライン15本を持つ。年間のセメント生産能力は3500万トンで、22年における中国の上場セメント企業実力ランキングでは11位となっている。
21年12月期の売上高は117億5590万人民元(前期比8.61%増)、純利益は18億2130万元(同33.78%減)。22年1〜9月期の売上高は70億8693万元(前年同期比11.64%減)、純利益は3億8278万元(同72.92%減)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
亜洲セメント(00743/香港)が1月18日、2022年12月期通期の業績が大幅に悪化する見込みを示した。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-01-21 00:30