【株式市場】TOPIX重く日経平均も終盤はダレるが新規上場株は好調に初値
24日後場は、中盤からトヨタ自動車 <7203> の軟化が目立つなどで、時価総額の大きい銘柄の影響を受けるTOPIX(東証株価指数)が軟調に転換。
日経平均は前場2007年以来の1万6000円台を回復したものの、TOPIXとのバランスでは割高との見方から大引けにかけて反落。前場高値に進んだパナソニック <6752> が後場は軟調でソニー <6758> も後場は軟調。
一方、ブリヂストン <5108> やファナック <6954> は値を保ち、大王製紙 <3880> も高値更新のまま堅調。材料株物色は活発で、ミクシィ <2121> (東マ)は電子商取引サイトの終了など材料にストップ高、ブロードバンドタワー <3776> (JQS)は決済端末機器で世界的大手のフランス企業との代理店契約を引き続き好感して大幅続伸。
本日、新規上場となったバイオベンチャーのヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ <6090> (東マ)は13時58分に公開価格1400円に対し2.2倍の3100円で売買が成立し初値を形成。その後3200円まで上げ、終値は2842円。慶応義塾大学先端生命科学研究所の研究成果が発祥で、2003年に設立。社名にはメタボライト(脂質や糖などの代謝物)を冠し、メタボローム解析事業などを展開。
東証1部の出来高概算は25億9057万株、売買代金は2兆3188億円。1部上場1775銘柄のうち、値上がり銘柄数は367(前引けは725)銘柄、値下がり銘柄数は1275(前引けは873)銘柄。
また、東証33業種別指数は8業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位は海運、パルプ・紙、ゴム製品、鉱業、保険、その他製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
24日後場は、中盤からトヨタ自動車<7203>(東1)の軟化が目立つなどで、時価総額の大きい銘柄の影響を受けるTOPIX(東証株価指数)が軟調に転換。
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2013-12-24 16:00