【北京IPO】工業用制御システムの成都楽創自動化技術、初値は公開価格を1.64%上回る13.01元

 工業用運動制御システム製品メーカーの成都楽創自動化技術(430425/北京)が1月30日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格12.80元に対し初値は1.64%高い13.01元だった。終値は同0.63%高の12.88元だった。  同社は2007年設立の民営企業で、12年に株式会社化した。工業用運動制御システム製品の研究開発、生産、販売を主業務としており、中国国内の新興スマート製造設備メーカーを中心に安定的で高効率な運動制御ソリューションプランを提供している。主な製品はグルーディスペンサー、はんだペースト印刷機、自動光学検査設備、表面実装機、挿入機などに用いられる接着制御システム、汎用運動制御装置および駆動装置で、コンピューター、通信、コンシューマーエレクトロニクス、玩具、装飾品、包装、自動車電子、新エネルギー製造、半導体などの分野で利用されている。  21年12月期の売上高は1億251万元(前期比39.21%増)、純利益は3314万元(同2.10倍)。22年1〜9月期の売上高は6337万元(前年同期比25.45%)、純利益は1974万元(同28.75%減)。  新規上場に伴い調達予定の1億1520万元(約22億円)は、約45%の5200万元を運動制御システムのスマート化生産建設プロジェクトに、約28%の3200万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
工業用運動制御システム製品メーカーの成都楽創自動化技術(430425/北京)が1月30日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格12.80元に対し初値は1.64%高い13.01元だった。終値は同0.63%高の12.88元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-01-30 19:45