小鵬、蔚来、理想の新興ＥＶメーカーは２２年１月の納車実績が前月を下回る

　中国の新興電気自動車（ＥＶ）メーカーの小鵬汽車（０９８６８／香港）、蔚来集団（０９８６６／香港）、理想汽車（０２０１５／香港）が２月１日、２０２３年１月の納車実績を発表した。 　小鵬汽車は１月に計５２１８台を納車。前月の１万１２９２台から５３．７９％減少しており、１月下旬に春節の大型連休があったことを要因の一つに挙げている。納車数のうち２２４９台がフラッグシップＳＵＶのＧ９だった。同社はフラッグシップセダンのＰ７について、改良版を近い時期に発表することを明らかにしている。 　蔚来集団は１月に８５０６台を納車し、前月の１万５８１５台から４６．２３％減となった。内訳はハイエンドＳＵＶが２１９０台、ハイエンドセダンが６３１６台。１月１３日〜３１日の春節移動ピーク期間中、のべ１００万回を超えるバッテリー交換サービスが提供され、そのうちのべ３０万回以上が高速道路沿線でのバッテリー交換スポットでの作業だった。 　理想汽車は１月に１万５１４１台を納車。前月の２万１２３３台は下回ったものの、前年同月比では２３．４％増となった。１月３１日現在で中国国内１２３都市に２９６か所の販売店を設置し、２２２都市に３２０か所のアフターサービスセンターおよびライセンス板金センターを設けている。２月８日には新しい５人乗りフラッグシップＳＵＶ「Ｌ７」を発表する予定だ。（編集担当：今関忠馬）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）