長城汽車、22年12月期通期決算は売上高微増も20%以上の増益に

 中国の自動車大手・長城汽車(02333/香港、601633/上海)が2月2日、2022年12月期通期の業績速報を発表した。売上高は前期比で微増に留まったが、純利益が20%以上増加した。  業績速報によれば、22年12月期の売上高は1373億5100万元で、前期の1364億500万元から0.69%増加した。会社株主に帰属する純利益は82億7900万元で、前期の67億2600万元から23.09%の増加となった。非経常損益を差し引いた会社株主に帰属する純利益は45億3600万元で、前期比7.14%増だった。EPS(1株あたり利益)は0.91元で、同24.05%増。  増益となった要因について同社は、製品力の向上、車両モデルの収益力向上、為替差益の増加を挙げている。また、グローバルなスマート技術企業へのモデルチェンジを目指し、EV化、スマート化の技術革新とグローバル発展に注力したとしている。  22年の年間生産台数は110万2322台で前年の126万5269台から12.88%減、年間販売台数は106万7523台で前年の128万993台から16.66%減となっている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国の自動車大手・長城汽車(02333/香港、601633/上海)が2月2日、2022年12月期通期の業績速報を発表した。売上高は前期比で微増に留まったが、純利益が20%以上増加した。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-02-02 23:00