【北京IPO】こんにゃく芋加工の湖北一致魔芋生物科技が7日に公募開始、1350万株発行予定

 北京証券取引所への上場を目指す、湖北一致魔芋生物科技(839273/北京)が3月7日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。1350万株を発行予定で、公募価格は11.38元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。  同社は2007年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。こんにゃく芋の栽培、一次加工、二次加工、こんにゃく芋関連製品の研究開発、生産、販売を主業務としており、ゲル化食品、精進料理食品、肉製品、スナック食品、健康食品、ペット用食品など各種食品分野に用いられている。  技術や新製品の開発に力を注いでおり、上海交通大学、華中農業大学など多くの大学、研究機関と提携関係を構築してきたほか、米カーギル、ベルギーNuscience、独TER、百草味、三只松鼠などを顧客に持ち、業界内で高い評価を得ている。また、中国全土の主要なこんにゃく芋生産地からの原料調達チャネルを持っており、各地の農業の発展、農作物の品質向上に貢献している。  2022年1〜6月期の売上比率は、こんにゃく粉が85.42%、こんにゃく食品が12.06%、スポンジなどこんにゃく由来のメイク用品が2.19%となっている。地域比率は中国国内が52.65%で、国外が47.35%。中国国内販売の半分以上が華東地域で、海外販売はアジアが最も多く、南北米、欧州と続く。  21年12月期の売上高は5億75万元(前期比32.06%増)、純利益は5926万元(同33.61%増)。22年1〜9月期の売上高は3億3859万元(前年同期比2.56%減)、純利益は5607万元(同32.23%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
北京証券取引所への上場を目指す、湖北一致魔芋生物科技(839273/北京)が3月7日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。1350万株を発行予定で、公募価格は11.38元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2023-02-05 10:15