クリーンエネ発電の新天緑色能源、１月の風力発電量は前年同期比３２％増の１５２万ＭＷｈ

　河北省を本拠とするクリーンエネルギー企業、新天緑色能源（００９５６／香港）が２月９日、２０２３年１月の発電実績を発表した。風力発電量が前年同月比で３０％以上増加した。 　２３年１月の総発電量は１５２万４４５５．４メガワット時（ＭＷｈ）で前年同期比で３１．１１％増加した。このうち、風力発電は１５１万３０１２．２６ＭＷｈで同３１．４８％増、太陽光発電が１万１４４３ＭＷｈ（同４．０４％減）だった。 　風力発電は、７割以上を占める河北省の発電量が１１５万５１９９ＭＷｈ（同３２．４８％増）と大幅に増加した。また、内モンゴル自治区が８万９０９０ＭＷｈ（同４１．８７％増）、山西省が５万２７５３ＭＷｈ（同４８．９１％増）で大きく増えている。一方で、雲南省は５万３７６１ＭＷｈ（同２０．１０％減）で、同社が風力発電を手掛ける１３省、自治区の中で唯一対前年同期比がマイナスとなった。 　また、太陽光発電では、黒竜江省が４４５９ＭＷｈ（同１０．２９％減）で最も多く、河北省が３７３３ＭＷｈ（同１．７６％増）、新疆ウイグル自治区が２０６３ＭＷｈ（同０．３８％減）、遼寧省が１１８６ＭＷｈ（同２．２４％減）だった。 　なお、同社はガス燃料の輸送事業も手掛けており、２３年１月は８億１５１万立方メートル（同３．１３％）を輸送した。このうち自社販売ガスが６億８６０６万立方メートル（同１．５４％減）、代理輸送が１億１５４５万立方メートル（同４３．５１％増）だった。（編集担当：今関忠馬）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）