日経平均は105円高スタート、ガンホーが買い気配

 30日の日経平均株価は、105円28銭高の1万4393円51銭で寄り付いた。  前日のNYダウが86ドル高と続伸。企業の好業績発表などもあり、過去最高値に迫っている。また、為替市場ではドルが102円台半とやや円安で推移しており、これらを好感して日経平均は105円高と反発してスタートした。  ただし、ゴールデンウイークの合間であることや、きょう昼に日銀金融政策会合の結果が発表されることもあり、積極的な売買は控えられているもようだ。  個別では、今12月期1Q営業利益が前年同期比54%増となったガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> が買い気配でスタート。3月中間期営業利益が6倍に拡大と報じられたコロプラ <3668> 、前3月期の純利益が34%増となった京セラ <6971> 、今期は7年ぶりの最高益更新と見通した三菱電機 <6503> なども買い気配となっている。  また、洋上風力発電への参入が報じられたソフトバンク <9984> や、前期の経常利益が4倍に拡大と報じられた新日鉄住金 <5401> が急伸。前期純利益が23年ぶりの最高益となった積水化学工業 <4204> も大幅高となった。  一方、前3月期業績が増益予想に転じるアルフレッサ ホールディングス <2784> や、今3月期は2ケタ減益を予想した新明和工業 <7224> が売り気配。前3月期純利益が194億円の赤字に転落した東京エレクトロン <8035> が軟調となったほか、今後10年間で5000億円の設備投資を計画したオリエンタルランド(OLC) <4661> は小幅安でスタートしている。(編集担当:片岡利文)
30日の日経平均株価は、105円28銭高の1万4393円51銭で寄り付いた。
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2014-04-30 08:30